
今年も幸せいっぱい初釜、行っていました。
なんとかお着物も着て(着付け上達しません〜(涙)、
いつもの定位置で記念写真し、ワクワクでH先生宅へ!

陽光が眩しい待合で、昆布茶を頂戴し、
しばしお仲間と団欒。皆さんお着物キマッてます。
気配りされた路地を通り、「つくばい」で手口を清め、
低く頭を下げて「にじり口」から静かにお茶室へ。
厳かな空気に包まれ、いつもお稽古しているお茶室
なのに、なんだか別の場所に入ったように感じます。
掛け軸は「福寿無尽蔵」と書かれています。
「結び柳」には、紅椿と白椿のつぼみがあしらわれ、
りんと艶やか。(くるんとしてある結び柳は、
良いことが繰り返すよう願いが込められているそう。)

茶釜には、ことしの干支の馬の絵柄がほどされてます。
H先生が入られ、お正客から順にご挨拶をした後、
炭点前へと進みます。

お香合は松ぼっくり。野趣を感じつつも、
金の釉薬が華やかです。この入れ物の中に
大きい正露丸のようなお香が納められています。
お香名は「黒方/くろぼう」。
(調べたら「黒方」は平安時代において特別なお香、
まさにお正月やお祝いの席にぴったりなお香だそう。。
結構なお品をありがとうございます

)
お座布団をいただき、いよいよ夢の懐石料理です。
まずはご飯を一口。お汁も素晴らしいお味〜
(向付はお酒が出されるまで手をつけません。)
「鯛の薄造り」に添えられてるのは「芽紫蘇」、丁寧に、末広がりのバチ形にした「寿海苔」。もずくのようなのが、胖大海(ハンダイカイ)で、
生薬でもあり、清熱解毒や肺を潤す効能があります。一皿づつに先生のお心遣いがたくさんのっています。

亭主のお酌で頂戴する日本酒は、金粉入りです。
懐石料理のメインコースともいえる「煮物椀」は
海老いっぱいの海老真蒸。美しく添えられた
柚子と小松菜と金時人参が、目にも美味しいです。
ブリッと肉厚椎茸が、お口の中で、うま味じゅ〜ん

(干し椎茸を別で煮付けているんですね!)
飯次の蓋を開けると、勢いよく湯気が。温かいものは温かく、とタイミングを計算下さっているのがわかります。。
具を変えて汁のおかわりも出されます。そして焼き具合完璧な「鰆の柚庵焼き」
「炊き合わせ」「強肴(しいざかな)」も一つ一つ
細やかに作られており、普段は早食いの私ですが
ゆっくりゆっくり、大事にいただきました。。
「菜の花の昆布締め」初めて食べました!
昆布のうま味がほんのり、とても美味しかったです。

そして再びほかほか飯次をいただき、
「八寸」の前に
「吸物」(箸あらい)が出されます。
いったん口をさっぱりさせるお口直しで
松の実と梅肉が入っています。

ここで亭主と客が一緒にお酒を酌み交わします。
2回目のお酒は、ことしは「越乃寒梅」。普段は日本酒飲まない私ですが、初釜では美味しくって、いつもほろ酔い顔真っ赤です(笑)普段は食べれない、飲めない贅沢品のオンパレード。
「海のもの」「山のもの」が八寸盆に盛られます。
手綱黄身寿司と、タラの芽の天ぷら〜!


懐石の締めくくり、「湯桶」と香の物。
「千枚漬け」、「柴漬け」、
「味噌柚子釜(柚餅子/ゆべし)」です。
くり抜いた柚子の皮の中に、味噌、松の実を詰め、
1時間蒸してから、和紙に包み寒風に1ヶ月以上
干すのだとか。初めて食べました。。
柚子の皮はカンタンに噛み切れる柔らかさで、
奥行きある味わいで、とても美味しかったです。

終わったら器を懐紙で清め、蓋を汁碗の方に重ねます。
お正客の先導で箸を折敷に落として合図。
初座が終了です。
いったん中立(なかだち)し、しばし休憩。
亭主の鳴物の合図で後座へ。初釜の本来の目的である
お茶を頂きます。

先生手作りの「花びら餅」です。出来立ての柔らかさ
甘みと白味噌味が絶妙で、本当に美味しかったです。
どんなすごい老舗店の和菓子も、H先生の
手作りのお菓子にかなわないです。
ひと口ごとに、エネルギーみなぎるよう!
これだけの一式の行事をたった一人で
なさるなんて(しかも今年は3回)、びっくりです。。
キッチンでは先生のご主人様が、煮物椀など
美しい盛り付けなさってくれていたそう。
(頼もしい助っ人がおられて羨ましいです

)
いつもちらっとしかお目にかかれませんが
ありがとうございます。

先生の優雅で美しい御点前もじっくり
拝見できありがたいです。(普段は見れません。)
お濃茶の後は、薄茶をいただきます。
紅白の梅の砂糖菓子も先生の手作りです。

最後は大きなおみかんいただき、記念撮影。
お土産に、素敵な干支の手ぬぐいを頂戴しました。

今年も良い一年になりそうです。
素晴らしい初釜をどうもありがとうございました。
茶道のお稽古を始めて、16年目に突入。
月日の流れはなんて早いこと。
万年初心者を脱出すべく、精進してまいりますっ
本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

庭の梅の花も咲いてきました〜!